第45回 少年少女のつどい 中央大会


2019年11月4日
第45回少年少女のつどい 中央大会

開催場所:松戸南高校グラウンド
11/4(月祝) 松戸南高校グラウンドにて第45回少年少女のつどい 中央大会 が開催されました。
早朝にかけての降雨の影響もありましたが、審判団に皆様による懸命なグラウンド整備等のおかげで無事に開催にこぎつけることができました。
関係者の皆様、誠にありがとうございました。


日中は暑いくらい好天にも恵まれ絶好のスポーツ日和となり、ドッジボールもソフトボールも大いに盛り上がったのではないでしょうか。
宙子供会ドッジボール部は前年この中央大会で優勝しており、今大会は史上4チーム目の大会連覇を目指しての出場となります。



開会式の様子。


優勝旗返還。この優勝旗は松戸ドッジボールの関係者が一度は手にしたいと願っているはずです。



選手宣誓は1番クジの宙が引き当てました。
キャプテンがしっかり…途中でセリフが飛んで焦りましたが無事に復帰し見事に大役を果たしました。


予選の組み合わせ

A組 1.
(566) 2.大橋みどり(東部) 3.金ケ作(常盤平) 4.稔台西(明第二)
B組 5.しろあと横須賀(小金北) 6.和名ヶ谷(東部) 7.秋山(東部) 8.新作(馬橋)
C組 9.高柳(566) 10.住吉(馬橋西) 11.上総城町(小金南) 12.清志町(小金南)
D組 13.セプテム(新松戸) 14.寿(馬橋西) 15.二ツ木(小金南) 16.アストロズ(新松戸)
予備抽選7番から見事に1番クジを引き当てて宙が選手宣誓の権利を獲得したわけです。
なお、この1番は当日の待機場所の番号にもなります。



予選1 対大橋みどり(東部地区)
予選の初戦は東部地区代表の大橋みどりさん。センターラインが強力なチームで新松戸大会でもメダルを獲得している強豪。中央大会に相応しく初戦から非常に難しい相手との対戦となりました。
前半は相手の強力な攻撃に内野が堪えきれません。大橋みどりは4方攻めの時間帯が長く、宙もミ○キを外野スタートさせたことと、相手の外センに位置するエースがアタックよりも左右への配球に徹していたこともありカットが思うように機能しませんでしたね。中盤には6年生が4人外野に出されてしまい、内野のチビッ子が当てられてしまうというなかなか厳しい時間帯が続きました。
この流れを変えたのは副キャプテンハ〇ミの攻撃からでした。外野からのアタック成功を起点に攻撃陣が何とか頑張って削りあいの展開にもっていき3-5の2枚差で前半残り10秒の最終局面。外野に回す時間がないという場面でまたも副キャプテンのハ○ミが今度は内野から値千金の一発を決めてくれました。これでなんとか1点差まで迫り前半を終了。この1点は大きかったです。
後半はベンチに入ると必ず、ボクはどこ守るの?と聞いてくる、試合に出たくて仕方ない1年生のヨネ〇オが外野スタートでスタメン。ビハインドをひっくり返すべくア○イとハ○ミの大砲コンビをサイドに配置して力押しです。ピンチを力に換えてどんな展開になっても対応できる総合力がないと中央大会では上にいけません。ベンチの期待に応え後半の速い時間帯でまずキャプテンがアタックに成功して内野復帰。ここからはセンターラインで押して前後半合計6枚差と優勢で迎えた残り時間1分前。しかし、初戦の緊張感からかア〇カのカットミス。更に外野から2発連続でアタックを喰らってしまいトータルで僅か1枚リードで残り30秒となります。ここで宙の攻撃なのですが相手のナイスキャッチでアタックは不発。
大橋みどりボールで残り15秒弱の場面で嫌な流れを切るべく宙が作戦タイム。
内野復帰済みの大砲1番からなら当たっても同点だからオッケー。とにかくマイボールにするぞ、と内野に残るチビッ子2人(ユ○トとコ○ツ)に言いきかせて内野に送り出します。しかしここで大橋みどりセンターラインにパスミスがでてまさかのボールデッド。宙にとってはラッキーな終わり方で予選の初戦を1枚差で逃げ切りました。この試合ではコ○ツが前後半とも内野に残ってくれました。良く頑張りました。
(前半:4-5 後半:5-3 合計9-8)


予選2 対金ケ作(常盤平)
苦しかった初戦を1枚差で逃げ切り、チーム全体に落ち着きが戻りました。
金ケ作さんとはフレンドリーカップでも対戦があり4方使うものの基本はセンターライン。宙内野はセンターで押されると相変わらず下がる歩数が一歩多いのですが、この試合は正面のボールをうまく処理できていたかな。攻撃陣は序盤からチームとしてやりたいことをしっかり実行してくれたので、スムーズに主導権を握ることができ常に有利な状態で試合を展開することができました。
(前半:11-1 後半:11-4 合計22-5)


予選3 対稔台西(明第二)
予選最終戦の対戦相手は稔台西さん。内野はチビッ子が多くまだ発展途上のチームです。
前戦の金ケ作戦で得失点差を稼いこともあり、ここはアタッカーを順番に休憩させつつしっかり勝ちきる事が目標。しかし後半は3分前あたりで相手内野を0沈にできそうな展開となったので投げてもらいました。しかし結局そこから粘られてしまい6分過ぎでようやく0沈。どんな状況であれあの粘りはドッジボール選手として非常に立派だしチームとして見習わなくてはなりません。
この試合からチビッ子ア○コが連続キャッチでチームとギャラリーを大いに盛り上げます。ア○コは身体も小さくておとなしく見えるんですが内に秘めた根性があり、監督に言われたこと(横の球に手を出さない、逃げながら捕りにいかない等々)はしっかり実行する心の強さがあります。
結果的にこの日の躍進を支えた立役者といっても過言ではないです。
(前半:8-4 後半:10-0 合計18-4)


予選を終えて各ブロック上位2チームが決勝トーナメント進出となります。
各ブロックの順位は以下の通りです。
A 1.宙 2.大橋みどり 3.金ケ作 4.稔台西
B 1.しろあと横須賀 2.新作 3.和名ヶ谷 4.秋山
C 1.高柳 2.住吉 3.清志町 4.上総城町
D 1.寿 2.セプテム 3.アストロズ 4.二ツ木



抽選の結果、宙の初戦はCブロック2位の住吉さんと対戦になりました。
ここからは負けたら終わりのトーナメント戦です。
今季ここまで市内大会4勝の同地区高柳さんは反対の山へ。同地区決戦となった去年決勝の再現なるか。
何度も言いますが王者を自力で倒して中央大会で優勝する。この目的を達成するためにも決勝戦に行くしかありません。


準々決勝 対住吉(馬橋西)
決勝トーナメント初戦は住吉さん。果たして縦一本でくるのか、新松戸大会でみせたように4方でくるのか・・・。
しかし住吉さんは部員が多い。センター側のギャラリーにもベンチ入りできなかった選手が応援に回っています。そしてチビッ子にはチビッ子同士で競争があるから全体が強くなれます。絶対にいいチームになるでしょう。
住吉さんはこの試合もサイドを使う4方攻撃でした。前半最初の攻撃ではお互いにサイドが当てて内野枚数を固めます。続く攻撃で宙はセンターの位置からこの日好調の〇ナがアタックを決めて内野復帰。事前に思い描いていた通りの展開で確実に試合の主導権を握ると、内野では2年生のア〇コが引き続き好調で今度は住吉外センエースのアタックを何と3連続キャッチ♪。
これには住吉の外センも思わず苦笑いを浮かべていました。ア〇コに負けじと3年生カ〇もナイスキャッチ
この二人に負けじと内野のチビッ子が頑張ると攻撃陣も相手の内野をしっかり削ってくれました。前半は10-2とほぼ完ぺきに近い内容・・・いや予想を遥かに上回っています。

中央大会の大舞台で選手がどんどん成長していますね・・・。

後半も序盤は同じような展開。開始早々サイドからお互いが当てますが前半とは違い宙は当てても内野復帰させず4方攻めを選択。3分過ぎにキャプテンが内野復帰するまで4方攻めのままでした。理由は色々あるですが一つはこの形の方がアタッカーが特定に誰かに偏ることがなくなるので負担が多少分散します。もちろん主砲のキャプテンは内野復帰させたら後はアタックをさせずに休憩させます。これは相手を舐めたわけでもなんでもなく、前半の点差はもちろん考慮しましたが、中央大会は決勝戦まで全6試合あり主力アタッカーともなればその負担は結構なことになりますので全ての試合で投げ続けては最後の舞台で力を発揮させることができません。トーナメントなので負ければ終わりですがリスクは承知で先を見据えて休養ということですね。
後半は8-5として合計では18-7。準決勝へ進出し銅メダル以上が確定します。
(前半:10-2 後半:8-5 合計18-7)


準決勝 対大橋みどり(東部)
予選初戦で1枚差と苦しんだ大橋みどりさんとここで再戦となります。相手エースの投球を思い浮かべると多少のやりにくさを感じましたが初戦と比べると内野の調子がうなぎ上りに上がっています。
この試合内野が本当によく頑張った。前後半通して6年生が当たってしまい厳しい展開もあるにはあったんですがあまり時間を使わずに内野に復帰してくれましたし、チビッ子達のキャッチは本当に良かった。前半8-2。予選とは別のチームになったかのようです。
大橋みどりのエースは多少疲れがあったかもしれませんね。球が初戦ほど走っていなかったですし、準々決勝の寿戦は最後まで1点を争う激戦だったみたいでスコアも9-7と大砲同士の削りあいだったのは間違いないですし・・・。寿も外センに大砲が居ますからね。
後半は体調のすぐれないア〇カはお休み(途中出場しましたが・・・)するも8-3とし合計15-5。これでついに2年連続の決勝戦進出です。
(前半:7-2 後半:8-3 合計15-5)


決勝 高柳(566)

ついにたどりついた松戸ドッジ最高峰の頂である中央大会の決勝戦。相手は同地区の高柳さん。今季ここまで市内大会4勝の絶対王者が最後の相手となります。今日はここまでやれることは全部やってきた。今までの努力の全てはこの檜舞台で勝つためのもの。絶対に勝つ、試合直前の選手達は気合入っていたと思います。

地区で行われた秋季大会では連勝していたこともあって、宙の選手達は落ち着いて自分のプレーに徹することができたのかな、と思います。王者に自分たちのペースで試合をされてしまえば勝つのは難しい。常にこっちが試合の主導権を握り続ける。一度奪い取った主導権は絶対に渡さない。攻め続けた序盤から中盤にかけては4枚差までリードを広げるもののそこからは徐々に追いつかれてしまい、終了1分前ではついに同点とされてしまいます。この状況では安全マージンを多めにしてしまいがちなカットプレイなのですがしっかり攻め続け、常に高柳のセンターラインには楽にアタックを打たせない。簡単にパスを通させない。リスクを取って攻め続け、しかも絶対に逆転は許さないという6年生達の執念が実ったと思います。最終局面で3年生コ〇ツのナイスキャッチもあり前半は6-6のイーブンで粘り切って折り返しました。
後半は高柳が開始早々サイドアタックを成功させ先行します。宙はサイドからの攻撃が決まらず内野復帰にやや手間取ったものの、ここは〇サを中心に内野が3枚差のままで粘って何とか踏みとどまります。この内野の粘りに応え中盤過ぎにようやくア〇イと〇ナが内野復帰し逆転。内野はル〇のナイスキャッチもあり、ここでまた主導権を奪い返しました。
この試合のターニングポイントは4分過ぎにあった高柳内野のダブルタッチ。これで高柳のチーム全体に少し焦りが生じたように感じました。宙の守備陣が常にカットでセンターラインに圧力をかけ続けたのがようやく効いて来たのかもしれません。ここから高柳の攻撃がクロスアタック頼みの単発が多くなったように思います。残り1分前。宙の1枚リードという局面で高柳の作戦タイム。内野に残るのチビッ子のル〇、カ〇。コ〇ツに正面だけしっかり処理してマイボールにしよう、と言葉をかけておきます。宙としてはここを凌げばという場面でしたが、高柳攻撃陣、ここでまさかのオーバータイム。確かにアタックにはきていたのですが、決めにくる前にオーバータイムとなってしまいました。
続く宙の攻撃。とっておきのクライマックスはキャプテンア〇イと副キャプテンハ〇ミに全てを託します。時間をしっかり使ってラリーして外からハ〇ミのアタック。これが見事に決まりトータル2枚差に。残り時間的にもう一回攻撃のチャンスがありますのでそのままステイを選択。内野復帰させて3枚差にしても良かったかもしれませんが…宙らしく最後までパスを使って攻めきることにしました。
次の高柳の攻撃。宙のカットを警戒しているのか慎重に高くボールを回してからのクロスアタックにくるもル〇がしっかりキャッチ。高まる勝利の予感。あと残り25秒くらいですので宙はゆっくり回します。もう20秒使いきって最後にボールデッドさせるオーバータイムにしてもいいくらい・・・でもこの中央大会の最後は6年生全員内野で終わりたい。ハ〇ミ、帰ってこい!。
最後の攻撃であろうこの場面、ア〇イとハ〇ミのラリーの速度が徐々に上がってきます。これは期待に応えるか?・・・か〜ら〜のパスミスで相手ボールになってしまいました・・・(´・ω・`)
これで残り5秒、高柳外野から最後のアタックがまたもやル〇へ。でも集中しているときのル〇は簡単に当たりません。
一度上に弾いたもののしっかりキャッチして実質的にここで試合終了。

宙子供会ドッジボール部 史上4チーム目となる
中央大会連覇を達成しました。

大優勝旗が還ってきました♪。令和最初の中央大会チャンピオンです。
去年この中央大会を制してから、今年も優勝して連覇を果たすことを目標に練習に励んできた選手達、見後大願成就です。本当によく頑張りました。普段みんなと一緒に練習しているのに園児のためベンチに入れなかったユウ〇も一生懸命応援してくれました。誰か一人が主役、ではなく全員プレイがチームカラーの宙らしくチーム全員で勝ち取った栄冠です。


中央大会全6試合、見事に戦い抜いた選手達。優勝おめでとう。
保護者の皆さま、応援に駆けつけてくれたOGの皆さまをはじめ、応援してくれた全ての人たちに心から感謝致します。
本当にどうもありがとうございました。

決勝戦、ベンチのすぐ後ろのギャラリー席から一生懸命に宙を応援してくれた
上総城町の男子ーズ、どうもありがとう。
めちゃくちゃ力になったワw


次は稔台大会ですね。中央大会がまぐれだったと思われないように、次もしっかり勝ち切れるようまた頑張りましょう。


※中央大会 歴代優勝チーム (vs対戦相手)
第1回 1975年 三村新町(vs ?)
第2回 1976年 馬橋中央(vs ?)
第3回 1977年 竜房台(vs ?)
第4回 1978年 幸田東(vs ?)
第5回 1979年 馬橋わかくさ(vs ?)
第6回 1980年 中和倉(vs ?)
第7回 1981年 古ヶ崎二丁目(vs ?)
第8回 1982年 稔台若草(vs ?)
第9回 1983年 稔台はやぶさ(vs ?)
第10回 1984年 古ヶ崎二丁目(vs ?)
第11回 1985年 古ヶ崎二丁目(vs ?)
第12回 1986年 ゆうかり(vs ?)
第13回 1987年 稔台若草(vs ?)
第14回 1988年 栄町七丁目はまで(vs ?)
第15回 1989年 稔台さざなみ(vs ?)
第16回 1990年 稔台西(vs ?)
第17回 1991年 稔台西(vs ?)
第18回 1992年 和名ヶ谷(vs ?)
第19回 1993年 紙敷新田(vs ?)
第20回 1994年 稔台西(vs 上矢切第三)
第21回 1995年 小山(vs 清志町)
第22回 1996年 新作(vs 稔台西)
第23回 1997年 寿(vs 秋山)第10回 
第24回 1998年 稔台西(vs ?)
第25回 1999年 虹の街(vs 和名ヶ谷)
第26回 2000年 和名ヶ谷(vs 南花島)
第27回 2001年 ゆうかり(vs 上総町)
第28回 2002年 ひまわり福寿台(vs 寿)
第29回 2003年 和名ヶ谷(vs 寿)
第30回 2004年 大金平つばさ(vs 殿平賀南)
第31回 2005年 清志町(vs 寿)
第32回 2006年 高柳(vs 虹の街)
第33回 2007年 角町小山(vs 虹の街)
第34回 2008年 幸田(vs 殿平賀南)
第35回 2009年 古ヶ崎二丁目(vs 南花島)
第36回 2010年 和名ヶ谷(vs 幸田)
第37回 2011年 セプテム(vs 古ヶ崎二丁目)
第38回 2012年 和名ヶ谷(vs 古ヶ崎二丁目)
第39回 2013年 和名ヶ谷(vs 二ツ木)
第40回 2014年 二ツ木(vs 高柳)
第41回 2015年 セプテム(vs 寿)
第42回 2016年 二ツ木(vs セプテム)
第43回 2017年 秋山(vs 二ツ木)
第44回 2018年 
(vs 高柳)
第45回 2019年 
(vs 高柳)



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